二ッ日勉強会(第一回)
◆会場=落語協会
◆日時=2009年9月20日(日)18:00開演
◇三遊亭粋歌 「壺算」
◇三遊亭たん丈 「名古屋版金明竹」
仲入
◇柳家小太郎 「野晒し」
◇春風亭一左 「宮戸川」
今日は、たん丈のリベンジを期待して足を運んだ。
粋歌は、受付もやっていた。入場料を2,500円と言っていたが、もうこの時からハイテンションだったのかもしれない。後に上がったたん丈によると、チラシの作製なども粋歌がやって、仕切ってくれたらしい。粋歌がマクラで言っていたが、今日、つばなれするかどうかと気を揉んでなかなか寝付かれなかったとか。「壺算」もとても歯切れが良く、清々しい口演だった。前座のときは、控え目な印象を持っていたが、前座から解き放たれて、奔放に疾駆する若駒の印象だ。今日一番。
たん丈は、やはり、鈴本では緊張していたのだろうか。今日もマクラで得意の自虐ネタとして一左へのルサンチマンを述べていたが、これは笑えた。たん丈が、自信を持って語っていたから、こちらもカラカラと笑うことが出来た。ネタは予想通り。二つ目勉強会で演る予定の「名古屋版金明竹」だった。これもまあまあの出来だったと思う。ただ、途中で入れるクスグリがまだぎこちない。自信と稽古だと思う。
小太郎は初めて。といっても、先日、『らくごくら』という番組で、たい平等とトークする所を観たのだが、その時の印象通りの高座だった。如才ない感じ。ちょっと私の苦手なタイプ。
一左は、ちょっと言葉がゴツゴツとした感じ。滑らかに滑らない感じ。
さすがに、元気な二つ目を四人続けて聴くと少々疲れました。
それから、仲入に手拭をプレゼントしていたが、たん丈のブログを読んだら入場者全員に貰えるのかなと思っていたのだけど、ジャンケンに勝った人だけだったので、とてもガッカリ。
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