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2009年2月の3件の記事

2009.02.15

昔昔亭桃太郎名演集(1)

昔昔亭桃太郎=ポニーキャニオン 「不動坊」「お見立て」
ポイントが溜まっていたのでそれで購入した。このCD、売れているらしい。私は、桃太郎も好きです。しかし、このCDは如何なものかと思う。収録されているのは、古典落語の演目だが、演っていることは「結婚相談所」とか「金満家族」とか「受験家族」と同じことだ。昇太や喬太郎などが演っているデフォルメとは全く違う。古典落語の筋の間に、御馴染みの桃太郎の駄洒落をダラダラと喋っているだけだ。これだと、自分の新作ネタが尽きたので、ただ古典落語の筋だけを拝借しているかのようだ。このCDのプロデューサーとか、取り巻きにおだてられているのではなかろうか?先日、浅草演芸ホールで演った「弥次郎」をTVで観たが、ヨレヨレの状態だった。もう少し、桃太郎の独自性を発揮した古典落語を演じて欲しい。

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2009.02.11

にっかん飛切落語会(五)

古今亭志ん朝=ANY 「錦の袈裟」「へっつい幽霊」「試し酒」
お目当ての志ん朝から聴く。ここに収録されている演目は、現在市販されているCDにもDVDにも収録されていない。そういう意味では、ファンにとって嬉しい限り。
しかし、なんといっても印象に残ったのは、「試し酒」。これは、芸の善し悪しというよりも、そのマクラが、ある意味で哀しいのだ。まず冒頭で昇太に触れ、“私にもあのような時代があったが、今はもうその元気がない”と語り、そして、こん平の酒の飲み方がいかに乱暴かを語っているのだが、こん平が同じ芝居だとぞっとするという。そして、これまでもこん平は、梅橋と小圓遊の二人の噺家を殺したという。そして、今度は自分が狙われているというのだ。勿論、これは一番の飲み仲間であるこん平のことだからそう遠慮なく言っているのだが、今となっては、ある部分それが事実となっているのだから、このCDを現在聴く私達は、涙なくして聴く事はできない。
また。この高座に聴く志ん朝の声は、あの華やかで艶やかな声ではない。そして、時々、言葉が不明瞭な所もある。そのこともさらに哀しみを増す。
しかしながら、そういうところも窺い知れるこの頃の高座を収録した音源がもっと市販されて欲しいと思うのだが、あるいは、その華やかな志ん朝のイメージを壊さないという意図から、その販売が控えられているのかもしれないとも、邪推したりもするのだが。

錦の袈裟=昭和53年5月25日
へっつい幽霊=昭和60年6月18日
試し酒=平成11年1月25日

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2009.02.07

鈴本演芸場二月上席

◆会場=鈴本演芸場
◆日時=2009年2月7日(土)17:20開演
  △三遊亭歌すみ 「寿限無」
  ◇古今亭駒次 「大お世継狂想曲」  
  ◇翁家勝丸 太神楽
  ◇古今亭菊志ん 「唖の釣」
  ◇柳亭燕路 「粗忽の釘」
  ◇ひびきわたる キセル漫談
  ◇春風亭一朝 「幇間腹」
  ◇五街道雲助 「ずっこけ」
 仲入
  ◇大瀬ゆめじ・うたじ 漫才
  ◇柳亭小燕枝 「強情灸」
  ◇ダーク広和 奇術
  ◇桃月庵白酒 「花見の仇討」

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