鈴本演芸場十二月中席
◆会場=鈴本演芸場
◆日時=2008年12月19日(金)17:20開演
△春風亭正太郎 「子ほめ」
◇金原亭小駒 「鷺取り」
◇翁家和楽社中 太神楽
◇柳亭市楽 「転失気」
◇桂文生 「桃太郎」
◇アサダ二世 奇術
◇林家正蔵 「新聞記事」
◇柳家権太楼 「掛取り」
仲入
◇ロケット団 漫才
◇桃月庵白酒 「蔵丁稚」
◇柳家小菊 粋曲
◇五街道雲助 「夜鷹そば屋」
《雲助冬模様九日目》
正太郎、初めてかと思ったが、調べてみると、黒門亭で一度聴いている。その時の記憶は全くないのだが、今日の「子ほめ」は、なかなか良いと思った。
小駒。珍しい噺。この噺も微妙に演者によって違ってくるようだ。
和楽、小楽、小花。久し振りに小花を観たが、いやぁ、実に落ち着いていました。
市楽。市朗時代に一度聴いているのだが、これも記憶にない。口調が、ちょっと我太楼に似ているような気がするが。
文生の「桃太郎」出色!文生は、フラもあるし例の独特の口調もあるし。聴いていて実に楽しい噺家。
正蔵、久し振りに聴く。あの子供っぽい口調が若干残るものの、落ち着いてきたなという感じはする。
権太楼、相変わらず同じマクラ。文朝のマッカーサー、2007年問題。夫婦は違う趣味のほうが良い。しかし、権太楼、痩せたのでは?ダイエット?
白酒の「蔵丁稚」、初めて。良かったですね。四段目も、なかなか聴かせました。しかし、マクラも過激で面白い。“金髪豚野郎”。DVDに収録された「松曳き」のマクラも過激で面白かったが、あれ、ネットで注文したのだが、発売日より大幅に遅れて届いた。売れていたので遅れたのか?あのマクラが原因で遅れたのか?
小菊。相変わらず艶やかです。
雲助の「夜鷹そば屋」、これまで聴くことができなかったので、ようやく念願叶う。泣かせてもらいました。自身番などの言葉で、江戸時代とは判るのだが、もう少し、江戸時代を感じさせるものが欲しい気もした。寿輔の外連味のある「ラーメン屋」も捨てがたいとも思った。
| 固定リンク
コメント