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2008年10月の4件の記事

2008.10.22

落語研究会(第484回)※

会場=国立劇場(小劇場)
◆日時=2008年10月22日(水)18:30開演
  ◇三遊亭きん歌 「湯屋番」
  ◇古今亭菊之丞 「妾馬」
  ◇柳家権太楼 「粗忽の釘」
 仲入
  ◇五街道雲助 「夜鷹そば屋」
  ◇柳亭市馬 「らくだ」

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2008.10.18

国立演芸場十月中席

◆会場=国立演芸場
◆日時=2008年10月18日(土)13:00開演
  △柳亭市朗 「やかん」
  ◇桂笑生 「表彰状」
  ◇ホンキートンク 漫才
  ◇柳亭左龍 「鹿政談」
  ◇太田家元九郎 津軽三味線
  ◇蝶花楼馬楽 「寝床」
 仲入
  ◇宝井琴調 講談
  ◇三遊亭歌る多 「金明竹」
  ◇ニューマリオネット あやつり人形
  ◇五街道雲助 「付き馬」

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2008.10.12

落語の名作100

金原亭馬生(十一代目)=日本文芸社
本のほうには興味はなく、附録のCDを聴いてみようと思い借りたのだが、CDに収録されている「笠碁」が滅法面白い。当代馬生のすっとぼけた可笑しさが素晴らしい。
同じ「笠碁」をSONYからも出しているのだが、それよりもこちらの方が格段に面白いのだ。マクラが、SONYのものより幾らか長いけれど、本題は殆ど変わらない。しかし、マクラの、碁会所で碁を打っている客とそれを冷やかす客とにしても、本題の近江屋と相模屋にしても、SONYの方はそれぞれが馬生が演じている役者なのだが、こちらの方は、もう馬生は存在しないんですよね。SONYの方は、台本の読み合わせのような感じがするのだけれど、こちらの方は何回も公演を重ねた芝居を観るかのようなのです。SONYの方の収録が1999年。こちらの方が2006年。成程、それも致し方ないですかね。とにかく、雰囲気が違うのです。
ただ、このCD、惜しいかな、雑音が一箇所入っています。

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2008.10.09

弟子

落語協会の芸人紹介を見ていたら、三遊亭歌る多にまた弟子が増えていた。三遊亭多ぼう。十月下席に前座としてデビューするらしい。多ぼうは、本名が谷口日麻だから多ぼうと名付けたのだろうか。
しかし、落語協会には多くの真打がいるのだが、そのうち弟子がいるのはほんの一握りの者だけだ。いろいろな事情、考えがあって取れない、取らない真打もいるだろうし、取りたいと思っても門を叩く人がいない者もいるかもしれない。そういう意味では、三人もの弟子がいる歌る多は、今の人気・実力を如実に顕しているといってもいいと思う。
最近の歌る多の高座は、ホント、素晴らしいものがある。先日、奉納落語会での「豊志賀の死」を畢生の名演と言ったのだが、あれは取り消します。まだまだ、これからももっと素晴らしい高座を見せてくれるものと期待していますから。

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