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2008年1月の5件の記事

2008.01.29

落語研究会(第475回)※

会場=国立劇場(小劇場)
◆日時=2008年1月29日(火)18:30開演
  ◇古今亭志ん太 「やかんなめ」
  ◇柳家花緑 「長短」
  ◇春風亭一朝 「二番煎じ」
 仲入
  ◇瀧川鯉昇 「時そば」
  ◇五街道雲助 「宿屋の富」

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2008.01.20

志ん生全席 落語事典

保田武宏=大和書房
この本の予告が出たときから楽しみにしていて、出版されたら即オンライン書店で購入しようと思っていたのだが、いや、やはり現物を見てからだと思い直し、東京堂書店で立ち読みする。この本、志ん生が残した噺のうち市販されているCD、DVDを演目別、音源別に紹介したものだが、最初の『あくび指南』の項で、この演目のCDも数多く出ているが、音源は①1956年8月5日にNHKで放送されたものと、②1958年7月17日にニッポン放送でオンエアされたものとの二種類で、出来は②のほうが良く、しかも、同じ音源でもポニーキャニオンから出ている「名演大全集」のほうのものは小言指南所のマクラがカットされていて、それがカットされていないのは、一枚物ではすでに廃盤となっているコロムビアの「蔵出しベスト落語」である、と述べられている。いきなり、こう書かれたら、即購入でした。映画ファンも、やはり、ディレクターズカット版が出たら新たに観てみたくなるように、音楽ファンも、フルトヴェングラーの足音入りバイロイトの第九が出たら聴いてみたくなるように(これは、半分冗談です。しかし、最近、フルトヴェングラーのフィギィア付きなんて物まで出ました)、やはり、志ん生ファンなら、マクラも完璧に入った物を聴きたくなるでしょう。また、二番目の『麻のれん』の項では、現在ポニーキャニオンから出ている「名演大全集」では、この演目は収録されていない、と記されている。保田さんは、差別問題に配慮して入れなかったのだろうかと推測されているが、これは、しかしこのポニーキャニオンの以前のシリーズ「名演集」には収録されていたそうである。私のsonicstageに保存している演目を調べてみると確かに『麻のれん』は入っていなかった!早速、「名演集」を図書館で借りてこなければなるまい。
昨日、購入してパラパラと見てみただけなのだが、こんなに刺激的。読むのも勿論面白いが、一読の後は、タイトルにもあるように、また保田さんもまえがきで述べられているように事典としても重宝するだろう。志ん生ファンにとってはバイブルともなる一書と言えるかもしれない。

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2008.01.19

黒門亭一月第三週

◆会場=落語協会
◆日時=2008年1月19日(土)17:30開演
  △鈴々舎やえ馬 「道具屋」
  ◇桂三木男 「ねずみ」
  ◇隅田川馬石 「夢金」
 仲入
  ◇橘家圓太郎 「強飯の女郎買い」
  ◇古今亭菊之丞 「二番煎じ」

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2008.01.12

福茶

今日は新宿へ行こうかと思っていたが、冷たい雨が降っているので断念。
することもなしに、先日、人形町の甘酒横丁にある森乃園というお茶屋さんの店先にあった福茶なるものを見つけて購入していたので飲んでみた。ある演者が甘くて美味くないようなことを言っていたので、あまり期待はしていなかったが、これが思いのほか美味。梅干の香りもほんのりとしてとても美味しく飲める。サッパリとした感じもなかなかいい。ひところ人形町に住んでいたという三木助を気取って“どーっでぇ”と言いながら飲む福茶は大変乙なものだった。そういえば、白魚が獲れたという大橋も人形町と水天宮との間あたりになるのだろうか。縁起物らしいので、今年からは、「芝浜」よろしく、大晦日から元日に架けて「芝浜」を聴きながら飲むとすることにしよう。

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2008.01.06

ききたい落語家シリーズ6

桂三木助=コロムビア 「芝浜」「御神酒徳利」
このCDを聴いてようやく腑に落ちた。保田さんの解説によると、

 三木助の 「芝浜」 のレコードは、たくさん出ているが、すべて昭和二十九年十二月二十九日にNHKラジオで放送したものである。ただし、船中で白魚を食べるマクラがカットされていないのは、コロムビア盤だけである。

ということらしい。なるほど、だから、ユニバーサル盤を聞いていておかしいと思ったのだ。“こりゃ、もっと前かも知れませんけれど”と言って、いきなり、“お前さん、起きておくれよ”とくる。何が前なんだろうと訝しく思っていたら、大幅にカットしていたんですね。そして、それだけではなくって、前にも書いたとおり、おカミさんに起こされたときに、盤台、包丁、草鞋を尋ねる前に、“得意先から断られたらみっともないじゃないか”という件もカットしているのだ。これは、とんでもなく乱暴なカットですよね。こんなにカットされたら三木助の「芝浜」を聴いたことにはならないのではないでしょうか?現在の噺家はこの部分は演らないから、という現在の視点で判断してカットしたのだろうか?暴挙としか言いようがありません。三木助の「芝浜」がどんなものなのか聴きたいと思ったら、このコロムビア盤を聴くしかないですね。ただ、面白いことにこのコロムビア盤、ケース裏の日付は12月30日となっている。御愛嬌でしょうか?それから、CDでは、拾った金は八十二両となっているのだが、先にも言及した『古典落語 正蔵・三木助集』では、四十二両となっています。この本の編者が聴いたときにはこの金額で演ったのだろうか?
ところで、話は変わるのですが、BS-iで放送された権太楼の「芝浜」で、たしか、夢だと知らされたのが大晦日となっていて、心を入れ替え明日から真っ当に働くと言って翌日から河岸に行くのだが、元日から商売するのだろうか?今は、元日も何もなく、スーパーなどは年がら年中、商売しているけれど、昔は、元日は休んでたのではないのだろうか?ちょっと疑問に思った。そのへん、どうなんでしょうか?

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