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2007.07.03

志の輔らくごのごらく4

立川志の輔=ソニー 「抜け雀」
京須氏の解説の中に気になった箇所が一つあったので、あえて書くのだが、絵師が衝立に絵を描く時に、宿屋の主人に衝立を傾けて持たせる場面がある。これを、京須氏は、志の輔流であり彼の工夫であると書いている。しかし、衝立を主人に傾けて持たせるという演出は、先代馬生のCDでも聴くことができる。京須氏は、“工夫”という意味をオリジナルという意味で言ったのではないのだろうか?まさか、衝立を前に傾けるというクスグリを“工夫”と言っているとは思えないのだが。

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