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2007.04.09

五代目古今亭今輔落語集(二)

古今亭今輔=コロムビア 「旅行日記」「囃子長屋」「印鑑証明」「もうせん芝居」
ぼんやりと「旅行日記」を聴いていると、なんだかどこかで聴いたような噺だなと思ったら、お台場寄席で、喜多八の高座が配信されていたのだった。喜多八のものは、以前に泊まったときに旨い旨いといって食べたのは病んだ鶏やコレラに罹った豚の肉だったと知り、なんだか具合が悪くなってきたと言うと、相棒が今度はお前が料理されるぞと言うもの。今輔のものは、その鶏や豚の肉の経緯を知らされた相棒が“早く帰ろう、今、下を覗いたらここの婆さんが患って寝ていた”というもの。今輔のを聴いていると、相棒を“君”というのが、いかにも一昔前のいわゆる新作落語らしい雰囲気だ。喜多八は、さすがに古臭さを感じさせない。
「囃子長屋」など、あまりにもくだらなくて、そこがまたいいのかもしれない。しかし、お囃子の言い立てはかなり長く続くので、トータルすると噺そのものより、お囃子の部分の方が長いかもしれない。
解説を読むと、圓楽といっていた先代正蔵落語革新派を起こしたということだが、正蔵と同様の気骨ぶりが伺われ、一度、その人となりみたいなものが書かれた本をよんでみたいものだ。

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