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2007.02.02

サライ(Vol.19 No.4)

小学館
『サライ』が、<落語完全ガイド>と銘打って落語の大型特集を組んでいる。付録として、CDも付いている。その内容は、金馬「やかん」、小さん「長屋の花見」、松鶴「ひとり酒盛り」、そして、もう一つの特集が<般若心経>だから、その読経も。これまでも、『落語ワンダーランド』をはじめとして種々のMOOKが出ていて、それらのものと重複するところもあるのだが、それらがどちらかというと若者向けに編集されており、こちらは熟年向けに編集されているせいか馴染み易い。また、目次に<落語再入門>とも謳っているように改めて知ったこと、初めて知ったことなど幾つかある。たとえば、五街道雲助(格好いいです!)が写真入で解説している仕草、衣装などの項で、“太い縞の着物は滑稽噺向き、細い地味な縞は商人の噺の時に着る”ということなど。師匠の馬生に教わった事なども交えたその芸談は、なるほどと思わせる。
写真も豊富に載っているのだが、おそらく多くのものはこれまでもどこかで掲載されていたものだろうけれども、当方が初めて見るもので傑作だったのは、志ん生が長女の美津子さんに耳掃除をしてもらっている写真。志ん生の表情がとにかく面白い!大いに笑った。
これから、じっくり目を通すとしましょう。

*追記:米丸の、師匠今輔の思い出話は涙なしには読めません。

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