« 落語研究会(第463回)※ | トップページ | 桂文珍19 »

2007.01.05

桂文珍18

桂文珍=ソニー 「住吉駕籠」「船弁慶」
「住吉駕籠」のマクラで、リニアモーターカーのことに触れ、それは磁気のS極とN極との引き合う力と反発する力とによって車両が前進する、というようなことを言っているのだが、このことは、たしか、枝雀も同じ「住吉駕籠」のマクラで言っていたように思う。この噺の定番なのだろうか?しかし、磁気で走るだけに直(じき)に着くというシャレには笑った。
それにしても、「船弁慶」の喜八同様、文珍の語るボーッとしたキャラクターの登場人物は、自家薬籠中のものですね。シリアスさの残る枝雀の登場人物とは違い、100%天然という感じです。客席で笑いが絶えることがほとんどないのは見事です。

|

« 落語研究会(第463回)※ | トップページ | 桂文珍19 »

CD」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 落語研究会(第463回)※ | トップページ | 桂文珍19 »