黒門亭八月第二週
◆会場=落語協会
◆日時=2006年8月11日(金)18:00開演
△三遊亭たん丈 「穴子でからぬけ」
◇三遊亭ぬう生 「五人廻し」
◇柳家はん治 「百川」
仲入
◇柳家〆治 「天災」
◇五街道雲助 「緑林門松竹~おすわ殺し」
雲助の「緑林門松竹」をお目当てに出かける。この題、「みどりのはやしかどのまつたけ」と読むらしい。照明を落しての雰囲気満点の高座。微かな光が雲助の顔の半面を照らすのを観て、戦慄が走る。この噺、音源としては先代正蔵のものがカセットとして出ているだけではないだろうか?是非、雲助のものをシリーズでリリースしてもらいたいものである。
たん丈を久し振りに観たのだが、これがなかなかに面白かった!吹っ切れたような感じがする。自虐ネタもはいり照れや恥が開き直って消えたように思う。陰ながら応援しています。
ぬう生は、初めて聴く噺家さん。失礼ながら、今日のもう一つの拾い物。生で聴く楽しみはこういう風に思いがけない噺家さんに出会えることです。マクラで、たん丈の失敗談(うすどろ)。
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