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2006.06.14

金原亭馬生名演集(五)

金原亭馬生=コロムビア 「錦の袈裟」「お富与三郎
「錦の袈裟」、未所有の演目。郭噺の会での一席。出囃子なし。めくりもなし。客の拍手に迎えられ、マクラで、“以前はこんな風で”といいながら、圓喬の高座をスケッチしてみせる。馬生の与太郎、いわゆる与太郎という感じはなく、皆から愛される優しくてちょっと頼りない年下の亭主というところ。解説で、保田武宏氏が“志ん生の長所が、馬生に生かされている”と書いているのだが、志ん生の「錦の袈裟」、名演大全集などには収録されていないようだが、音源はあるのだろうか?
「お富与三郎」、以前に「与話情浮名横櫛」という演題で同じコロンビアから出ていた。全く同じ音源。これなど、演題を変えた理由はなんだろう?前にも書いたようにちょっと納得がいかない。まぁ、これは事前に同一音源だと承知はしていたのだが。
しかし、このシリーズ、ジャケットの写真がとても良いですね!寺島靖国さんではないですが、ジャッケットで買った部分もかなりあります。

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