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2006.05.04

柳家喜多八Ⅰ

柳家喜多八=ワザオギ 「二番煎じ」「将棋の殿様」
待望の一枚、ついに出ました。先週、山野楽器へ寄ったところ、在庫なし。売れてるんですかね。ジャケットの表紙、決まってます。被っている帽子は故右朝のものだった由。2006年1月14日、座間市・ハーモニーホール座間小ホールでの収録。一席目のマクラでは、初席はザワザワと落ち着かなくてどうもいけない、ということなど。「二番煎じ」、黒川の旦那と宗助さんは、限定出来るのだが、後の人達がどうも限定しにくい。吉原でやっていたという人は、あれは誰になるのだろう?しかし、この人、まるで鶴田浩二にそっくり。また、廻る前に、宗助に土瓶と湯飲みを洗わせておくところは初めて聴くような気がする。
二席目のマクラでは、待ってましたの虚弱体質、柳之宮喜多八殿下。よって、軽く流しますと。この噺、好きです。ライナーノートでも自身が“わがままでも、悪気のない、どこかまっすぐなところのある殿様として演じています”と語っているそのままに演じられていて、すっきりと気持ちの良い喜多八の「将棋の殿様」です。
オマケとして12センチ四方の喜多八直筆(?)の色紙がついてきました。
ワザオギレーベルも図書館に置いて欲しいものです。

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