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2006.05.18

古典落語名作選・其の二

NHKソフトウェア
 ◇三遊亭圓生 「八五郎出世」(昭和49年1月5日放送)
 ◇三笑亭可楽 「今戸焼」(昭和39年7月26日放送)
 ◇三遊亭圓歌 「品川心中」(平成2年11月17日放送)
 ◇入船亭扇橋 「ねずみ」(昭和54年1月12日放送)
偶々、図書館にありました。其の四、其の五は所有しているのですが。
圓生の収録は、末広亭か?正月五日の放送となっているが、収録はいつだろう?客席には日本髪に結って、和服を着た華やかな若い女性がチラホラ。圓生の高座、観ていると、幾つかの儀式があるみたいですね。右手で頭を掻いて、懐から手拭を出して口を拭い、絡んだタンを懐紙に出し、おもむろにお茶を飲む。噺のほうは、八五郎がお袋を不憫に思い泣くところは、圓生自身も泣いているかのよう。
可楽の、いわゆる“苦虫を噛み潰したような顔”を観る事ができました。「今戸焼」って、馬生なんかが演るのとまた違うんですね。
圓歌、まだ、この頃も、吃音、残ってるのか、と思わせるところあり。
扇橋、いや、お若い!というか、格好いい!イナセ!しかし、口調は、今を思わせるものがあります。

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