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2006.03.15

ビクター落語五代目古今亭志ん生(1)

古今亭志ん生=ビクター 「火焔太鼓」「品川心中」「鮑のし」
『落語CD&DVD名盤案内』で草柳さんが絶賛しているので早速聴きました。このシリーズ、大半は病後の録音のようだけれども、この巻は三席ともに病前の録音。「鮑のし」は確かに面白い!冒頭の“落とし噺というものは高いところから物がヒュッと落ちる”というようなことを言って、“ヘッヘエー”と笑うのがなんともいえない。なにかイタズラ小僧のようで愛嬌がある。サゲまでは行かずケツをまくる(事情があってまくれない)で、終わっているんだけれど、クスグリも満載で本当に楽しい一席。
しかし、「品川心中」では、これも冒頭、志ん生が“大変この”と言っただけでクスクスと笑いが起こり、続けて“夏らしくなりましたな”と言ってワハハと大きな笑いが起こる。凄いものです。
あと「火焔太鼓」を収録。

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