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2006.01.23

落語研究会(第451回)

◆会場=国立劇場(小劇場)
◆日時=2006年1月23日(月)18:30開演
  ◇柳家さん光 「無精床」
  ◇入船亭扇辰 「厄払い」
  ◇橘家圓太郎 「甲府い」
 仲入
  ◇柳家さん喬 「初天神」
  ◇三遊亭小遊三 「文違い」

今日一番は、圓太郎の『甲府い』だった。コンビニの仕込みも他のクスグリも絶妙で、伝吉が寒い夜に水を被る件では涙腺をゆるませた。人情噺としての『甲府い』を再認識した次第。仲入、また帰りの道すがら、“圓太郎、いいねぇ”という声を聞く。さん喬の『初天神』初めて聞くが、さすがの高座。表情もたっぷりと。前にも書いたが、扇辰は与太郎噺には向いていないと思う。あの顔立ちだから、きっちりとした人情噺がニンではなかろうか?以前聴いた『紋三郎稲荷』は良かったのだが…。

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