鈴本演芸場九月下席
◎真打昇進襲名披露興行
◆会場=鈴本演芸場
◆日時=2005年9月22日(木)17:20開演
△古今亭菊六 「初天神」
◇桂才紫 「狸の恩返し(狸の札)」
◇翁家和楽社中 太神楽曲芸
◇古今亭菊之丞 「権助魚」
◇三遊亭圓丈 「金さん銀さん」
◇五街道雲助 「ざる屋」
◇大瀬ゆめじ・うたじ 漫才
◇柳家権太楼 「壺算」
仲入
◇口上(志ん駒、圓丈、白酒、雲助、圓歌)
◇古今亭志ん駒 漫談(志ん生、志ん朝の思い出、敬礼)
◇三遊亭圓歌 漫談
◇古今亭志ん五 「鰻屋」
◇太田家元九郎 津軽三味線
◇桃月庵白酒 「妾馬」
真打襲名披露興行(三遊亭丈二、桃月庵白酒、三遊亭金也、橘家圓十郎、林家すい平)
菊六。しっかりとした話し振り。
才紫。初めて。可愛い感じ。演題は通常いうところの「狸の札」だが、才紫は「狸の恩返し」と最後に言っていた。
小花。久し振り。五階茶碗をしっかりと演じていました。そして、和楽、小楽の刀の投げ合いの間にも入っていた!
菊之丞。「権助魚」は、最近よく聴く。あるいは、昇太のCDが出た影響もあるのか?
圓丈。久し振りに「金さん銀さん」を聴く。ちゃんと、金さんの手の震えも演じていた。
雲助。「ざる屋」は、寄席であまり聴いたことがない。やや短縮版か。
ゆめじ・うたじ。今日も一昨日と同じ『鰻の養殖』だった。
権太楼。「壺算」。面白さでは、やはり、権太楼か。
口上。しっとりと落ち着いた良い口上だった。司会の志ん駒は巻紙を広げて読んでいた。洒落か冗談かと思ったら、ちゃんと言っているとおりの文章が書かれていた。圓丈、雲助両師匠の餞の句も心に染み入るものだった。圓歌の挨拶もさすが会長と思わせるものだった。
志ん駒。最後に海上自衛隊の敬礼。
圓歌。先日、NHK-BS2で演った「圓歌の道標」、そして「中沢家の人々」などのメドレー風。
志ん五。短めに。
元九郎。いつも演っている世界旅行ではなく、故郷青森の案内だった。恐山のイタコも演じる。髪も短髪にしていた。
白酒。「妾馬」をだれることもなく最後までしっかりと演じていた。仲入に買ったCDの「富久」も良い出来です。さすが、圓丈が“今回の真打五人の中で群を抜いている”と褒めていたが
まんざら、ヨイショでもない。CDにはサインもして貰った。
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