落語研究会(第446回)
◆会場=国立劇場(小劇場)
◆日時=2005年8月31日(水)18:30開演
◇柳家三太楼 「動物園の虎」
◇橘家圓太郎 「棒鱈」
◇五街道雲助 「九州吹戻し」
仲入
◇柳亭市馬 「喜撰小僧」
◇柳家さん喬 「木乃伊取り」
この会は、前座は出ないんだけれど、こみちが高座返し、メクリをやっていた。最近よく見かける。
三太楼。今日は隣の大劇場で立川談志一門会を演ってるらしい。そこで三太楼、マクラでそのことを振る。落語なんてぇものはあんな大きいところで演るもんじゃないんだ、と。
「動物園」は2回目。この噺も演者によってかなり違うんだろうか?
圓太郎、マクラは先日BS-iで演っていた「五人廻し」のときと同じマクラ。
雲助。談志のをCDで聴いていたが。あれはあっち飛びこっち飛びして聴いてないも同然。実質今日が初めて。いや、面白かった。見果てぬ夢を見続ける男のロマン。長崎の寄合町等の地名も出てくる。途中で携帯の音が鳴ったのが興醒め。しかし、あれだけ場内放送で注意を促しても携帯の音は何故鳴るのだろう?ホントに不思議だ。
市馬。これも初めて。サゲがいまいちわからず『落語事典』で調べる。市馬のサイトの掲示板にちょっとした批判が載っていた。市馬も答えている。しかし、各サイトの掲示板の常連者達は、自分たちの贔屓の噺家がちょっと批判をされただけで何故ああも目くじらをたてるんだろう。内輪だけのナアナア話にうつつを抜かして他からの批判、介入は許さないという雰囲気。自分たちがお旦のつもりでいるのだろうか?
さん喬。この噺も生で聴くのは初めて。さん喬で聴くと清蔵なんかのセリフもほろりとして何かしらひとつの人情話になるような。笑いもあり良かったです。
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