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2005.07.27

落語研究会(第445回)

◆会場=国立劇場(小劇場)
◆日時=2005年7月27日(水)18:30開演
  ◇五街道喜助 「猫と金魚」
  ◇入船亭扇辰 「団子坂奇談」
  ◇柳家喜多八 「将棋の殿様」
 仲入
  ◇柳家喬太郎 「擬宝珠」
  ◇春風亭正朝 「祇園祭」

喬太郎の「擬宝珠」、今日一番受けてたのではなかろうか?しかし、この「擬宝珠」、そして「千両みかん」「崇徳院」は、端緒の設定が類似している。
マクラも面白かった。喬太郎が池袋演芸場で“タイガータイガージレッタイガ”と演ったらしい。そしたら、市馬が“演ったんだって、オレも演りたかったな”と言ったとか。
また、マクラで10円玉の緑錆を最近見掛けなくなったと言ったのは、サゲで六升というための伏線。
喜多八も面白かった。我儘な殿様の風情が最高だった。
正朝の「祇園祭」。熱演というところか。フルバージョン。後半部分のお囃子のところは、大銀座祭でも聴く。
扇辰は、こういう落ち着いた噺が似合ってると思う。ただ、このサゲは、ちょっと何かとってつけたような唐突な感じがする。サゲまでは良かったのに残念。

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