大銀座落語祭2005
◆会場=JUJIYAホール
◆日時=2005年7月17日(日)17:30開演
第一部 <落語珍品堂>
◇柳亭燕路 「やかんなめ」
◇三遊亭圓橘 「雁風呂」
◇むかし家今松 「風の神送り」
仲入
第二部 <講談から落語になった名作集>
◇柳家三三 「五貫裁き」
◇三遊亭歌司 「出世豆腐」
◇柳家小袁治 「柳田格之進」
一時間前から並び、最前列真中の席を確保。
この会は、総じて熱演だった。
一番のお目当ては、小袁治の「柳田格之進」。“静謐な熱演”と言いたい。淡々と演じていたが、後半結末の頃になると師匠の瞼が次第に朱に染まっていった。
歌司の「出世豆腐」には、最後にハンカチで涙を拭わされた。しかし、噺の中ほどからそういうモードに入っていた。
三三。上手いし、客もよく笑わせる。しかし、いつも思うのだが、その客の中には最初から笑いモードとなっているような気がする。家主が後半番頭に啖呵を切るところは圧巻。さすが。
今松も、お目当ての一人。良かった。高座での貫禄は素晴らしい。
圓橘、丁寧な高座。
燕路、流暢な高座。
パンフレットに挟まれていた<大当たり>の封筒の中に末広亭の無料入場券が入っていた。
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