鈴本演芸場六月下席
◆会場=鈴本演芸場
◆日時=2005年6月21日(火)18:30開演
△三遊亭時松 「道灌」
◇五街道喜助 「壷算」
◇柳家紫文 三味線漫談
◇五街道雲助 「髪結新三」(上)
仲入
◇五街道雲助 「髪結新三」(下)
雲助「髪結新三」。待った甲斐がありました。圓生、歌丸のCDでは聴けない閻魔堂の件まで。閻魔堂の件は、芝居仕立て。殺陣も、新三と源七とを交互に演出。また、源七が新三の部屋へ談判に行った際に、新三が源七に啖呵を切るところ。雲助のあの表情は、CDでは叶わない。家主長兵衛の因業振りは、『どん底』の中村鴈治郎を髣髴させる。満足。
喜助の「壷算」は、これで三度目。マクラの猿も同じ。他の話を聴きたかった。
紫文は、毎度のヤツ。
早めに鈴本へいったのだが、誰も並んでいない。二三度、そうやって遠目にみてみたが、やはり誰も並んでいない。おかしいと思い、テケツの前まで行ってみると、既に20人ほど中に並んでいる。困るよな、いろんな並べ方をされると。
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