さきがき(第36回)
◆会場=池袋演芸場
◆日時=2005年5月21日(土)18:30開演
△柳家小きち 「松竹梅」
◇桂文楽 「富士詣り」
◇古今亭八朝 「山号寺号」
◇柳家喜多八 「小言念仏」
仲入
◇新山真理 漫談
◇桂ひな太郎 「船徳」
客席、満員。客層、年配の婦人方が多い。文楽の客層か?
はじめに、挨拶。ほとんど文楽一人で喋る。ひな太郎も、文楽もアンチ巨人で、とにかく負けると酒が旨いと言う。これは、文楽の会なんだな。調べると、文楽以外のメンバーは変動があったようだ。
小ちき、冒頭、軽い駄洒落を言うと客が笑った。すると、今のうちに笑ってて下さい。ネタに入るとお互い緊張して笑えませんからと言う。『さん喬を聴く会』以来だが、その時は、初高座で、ホント、客もハラハラだった。でも、今日はしっかりしていた。精進してるね。
文楽の「富士詣り」、初めて聴く。相手は誰だ、先達さんのカミさんで。というところまで。小円朝から習ったとか。
喜多八、大いに笑わせる。ご婦人方も大喜びの様子。
今日お目当てのひな太郎。初めて見る。華奢な若旦那という風情。これまで聴いた「船徳」では、居眠りしている徳を起こして船頭を頼むが、ひな太郎のは、いない女中のおタケの替りにおしぼりと茶を出しに来たのをみて、船頭を頼む。
季節柄なのか、先日も市馬で聴き、明日もさん喬で聴く。
今日一番の収穫と言ったらなんだが、真理ちゃん、良かった! 美人だった! 話も面白かった。ファンになりました。
*後日、志ん朝の「船徳」をCDで聴いたら、同じ型だった。
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