国立名人会(第278回)
◆会場=国立演芸場
◆日時=2005年5月22日(日)13:00開演
△柳家さん作 「真田小僧」
◇金原亭世之介 「笠碁」
◇古今亭志ん弥 「居酒屋」
◇柳家さん喬 「船徳」
仲入
◇入船亭扇遊 「お見立て」
◇花島皆子 奇術
◇入船亭扇橋 「応挙の幽霊」
ここは、去年の二月に文朝の「鼠穴」を聴いて以来。
好きな会場だが、周りに何もないのが難。
さん作にも最近よく会う。さん作もだんだんと上達している。
世之介、良かった。ケンカをして、番頭から碁会所へでも行かれたら、と言われるのはどっちの主人とは決まってないようだ。この人は、やはり、志ん朝に口跡が似ている。
志ん弥。初めてかなと思っていたがこの人も確か、二月に聴いている。その時の印象も良かったが、今日の「居酒屋」も大変に面白く聴きました。目鼻立ちがハッキリしていて造作が大きく歌舞伎役者みたくいい男。モテるでしょう。
さん喬の「船徳」、やっぱり上手い。微妙なディテールが巧みなんだな。
扇遊、話も上手いけど、この人のフラがいい。
扇橋のマクラが長く続く。同じ話題も出たりして、まさか、小さん現象かなと不安になったが、与えられた時間の割りにネタが短いから時間調整をしていたのかもしれない。ネタは、しっかりと演りました。初めて聴く話だったが面白い噺です。
扇橋の話では、朝日の人も聴きに来ているとか。
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