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2005.04.26

小ゑん・喜多八試作品(第3回)

◆会場=落語協会
◆日時=2005年4月26日(火)18:00開演
  ◇柳家喜多八 「ずっこけ」
  ◇柳家小ゑん 「片棒」
 仲入
  ◇柳家喜多八 「あたま山」
  ◇柳家小ゑん 「フィッ」

落語協会へ5時15分頃にいくと、まだ誰もいなくて、去ろうとしたら喜多八が私服で出てきた。小柄な様子。160cmあるかないか。30分頃から入れますとのことなので、近くの蕎麦屋でビールともり。45分頃に協会の二階へ。座布団が20枚ほど置いてあった。数人。正面に高座。その後ろの壁に額。小野豆腐作『今川焼』!
喜多八、一席目のマクラで、文朝の死について触れる。しょうがないんだ、生きているものは前に進むよりしようがないんだ、と言うようなこと。小三治と扇橋とは、文朝と仲が良かったんだが、悲しんでるフリをしてた、とか。師匠、何か言ってたかい? と誰かに聞いたら、「文朝も、もう何も考えなくていいんだ」と言ったという。
「ずっこけ」は、雲助に教わったそうだ。サゲまで。御上さんのノロケはなかった。二席目のマクラで、マズイ噺で、と言っていたが、面白く聴いた。二席目のマクラでは、「ざんぎり地蔵」などの噺も出た。
小ゑんは、初めて。自分は電気屋の息子で、無駄な金は使いたくない、というマクラを振って「片棒」へ。シャギリの臨場感は、やはり、さん喬が上。「フィッ」は、なんとも、わからないままに終わった。不条理な噺だと言っていたが。
初めての落語協会での噺。一番前に座って聴いたから、臨場感もあった。客は最終的には、20人ほど居たか?

 第0回=2005.01.09
 第1回=2005.02.27
 第2回=2005.03.28

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