新宿末広亭四月上席
◎襲名披露興行
◆会場=新宿末広亭
◆日時=2005年4月4日(月)17:00開演
△林家ひろ木 「動物園」
◇林家きくお 「後生鰻」
◇ペペ桜井 ギター漫談
◇林家しゅう平 「OH!タカラヅカ」
◇林家いっ平 「お血脈」
◇翁家勝丸 太神楽
◇橘家圓蔵 「堀の内」
◇鈴々舎馬風 「漫談」
仲入
◇襲名披露口上
◇春風亭小朝 「私が温泉が嫌いな理由」
◇三遊亭金馬 「酔っ払い」
◇桂春団治 「野崎詣り」
◇林家二楽 紙切
◇林家正蔵 「一文笛」
林家こぶ平改め九代目林家正蔵襲名披露興行。
二階席まで満員の盛況。立ち見もチラホラ。祝いの花はビートたけし、勘三郎、高橋英樹、坂東三津五郎、豊竹咲甫太夫、等。垂れ幕が4、5枚はあった。最後は高橋英樹贈呈の桜の垂れ幕。口上は小朝、圓蔵、金馬、正蔵、春団治、馬風。馬風は、評判のくだけた口上ではなく、ごく普通のモノ。披露目の口上は初めて見るが、なかなかいいものだ。胸が熱くなるものもある。
小朝の演目が判らない。中年の夫婦が旅行に行っての旅館でのあれやこれや。で、結局は、これが単なる夫の茶の間での想像だった、という噺。
春団治、声が小さい。しかし、純白の着物、羽織で優雅。所作も優雅。
正蔵の「一文笛」、初めて聴いたが、お見事。
きくおの「後生鰻」は、最後、赤ん坊ではなく女房を放り投げる。
いっ平、初めて聴いたが、声はこぶ平に似ている。思ったよりもしっかりしていた。
(小朝のネタは、ネットで調べたら或いは「私が温泉が嫌いな理由」というものかも知れない)
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