落語研究会(第442回)
◆会場=国立劇場(小劇場)
◆日時=2005年4月28日(木)18:30開演
◇柳家小太郎 「鹿政談」
◇三遊亭歌武蔵 「大安売り」
◇柳家さん喬 「意地くらべ」
仲入
◇柳家三太楼 「熊の皮」
◇古今亭志ん輔 「幾代餅」
今日は、年間の定連席での第一回目。5列18番。前に座高が高いのがいると鑑賞に疲れるし集中できない。それもやむなし。そういう同じ思いの人がチラホラと。
小太郎、二つ目とは思えぬ落ち着き、そして恰幅の良さ。
歌武蔵の「大安売り」、『落語事典』の梗概とは違うような。歌武蔵のは、東京の力士が大阪に行って、負けてばかりで、それで東京に戻ってきて四股名を大安売りに変えた。なんでだいと問われ、まけてばかりだからだと。マクラは、お馴染みのものだったが、九重親方が、しみったれで、尾車親方が頭が良く、常にオール5だったとか。
*調べてみると、この噺は、原型は上方のもので、歌武蔵のも上方のもの。
さん喬の「意地くらべ」、基本的には小さんと同じだが、微妙なところの積み重ねで人情噺になるような。隠居の「いいねえ」は、井戸茶の「いい話だねえ」と同底とも思える。
三太楼、今日一番笑いが多かったような気がする。マクラは、小三治のエピソード。
志ん輔の噺で今日は泣くかと思い、ハンカチを用意したがそこまではいかなかった。
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